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【舞妓募集】 【覚悟すべきこと】 【資格・適性】 【応募法】 ≪問い合わせ≫
 
《はじめに》↑↑
 
 
 2007年から2016年の間に、ここからの応募(自己応募含む)および推薦で仕込み採用が20名以上あり、うち7名が舞妓さんになりました。
 
 もうあまり意欲はありません。
 
 ここから見世だししたのは、とし愛(満期引退)、千賀美(引退)、ふく里(引退)、とし夏菜(現芸妓)、とし真菜(現芸妓)、美恵菜(満期引退)、とし智(引退)ちゃんです。(2016.09現在)
 
 宮川町の一番の舞妓は出しました。
 祇園甲部のつる居さんに推薦出来るので、可能であれば、つる居さんで祇園で一番の舞妓をとは思ってはいましたがちょっと無理のようです。
 面接・研修はすでに2名お願いしましたが採用には至っていません。
 
 ネット上ではいろいろ書かれているようですが、ほとんどはお茶屋に上がったこともない、舞妓を呼ぶことさえできない人の、想像、知ったかぶり、ねたみからくるまったくのでたらめが多いので気をつけましょう。なぜ知らないことをさも知っている風に書きたがるのか不思議でしょうがないです。無意味なので最近見ることもありません。普通の客レベルでも募集について女将とはなしをする機会はほぼありません。
 私が募集について書くのは置屋の女将、芸舞妓さんから直接聞いたことです。
 

---2007年当初の文章から---
 
 舞妓募集に関するお話です。舞妓さんになりたい方をお茶屋さんに紹介してきましたが、中途半端な気持ちで舞妓さんになりたいとお考えの方にあきらめて頂きたいとは思います。途中で挫折することはご本人にとっても大きな時間の無駄ですし、面倒をみて頂くお茶屋・置屋さんも迷惑します。
 舞妓さんの生活は厳しいものです。舞妓さんになりたいと思われている方の多くはここを読まれれば舞妓さんになりたいとは思われなくなるでしょう。これが実情です。年に数百件の応募があって、舞妓になれるのは多くても20人ほどです。多くは面接であきらめ、仕込みさんのつらさにお家に帰り、舞妓になってさえやめていく人もいます。
 かなりの忍耐力と根性がないと耐えられません。
 よほどの決意がなければやめてください、必ず後悔します。
 

 これを書き始めた今、京都には平成19年の夏が来ようとしています。
7月に入れば、京都は祇園祭一色。辻々からコンチキチンの鉦の練習の音、「常は出ません今晩かぎり…」鉾町の女の子のお守りやちまきを売る呼び込みの声。
 私は京都の住人ではないのですが、 祇園祭の私の最大の楽しみは、夜店の間を人を縫って舞妓を連れて歩くこと。
 「せんせぇ、うち、金魚すくいしとおす。」
 「次は、綿あめ、綿あめ行くぅ〜。」
 舞妓はおもてなしのプロですが、中身はまだまだ「子供」なのです。
 

 祇園祭はすごい人混みですが、舞妓さんが先頭を歩けば人の壁が割れてけっこう歩けるのです。
 「いやぁ、舞妓ちゃんやわ。」
 「かわいいなぁ〜。」
 と言った声がそこら中から聞こえてきます。
 舞妓さんにとっても誇らしい瞬間の一つかも知れません。
 
 舞妓は京都の花です。
 美しい花です。可愛らしい花です。
 町を歩けば、そこここから「かわいい〜。」「綺麗だね〜。」と声がかかります。みんなが舞妓さん舞妓さんとちやほやもしてくれます。誰もが一緒に写真を撮りたがります。おどりの会の舞妓さん達のなんと華やかなこと、綺麗なこと、愛らしいこと…
 
 「お母さんおおきに、お姉さんおおきに。」
 「よろしゅうおたのもうします。」
 「せんせぇ、またご飯食べ連れとっておくれやすぅ。約束どすよ。」
 「うち、そんなんわからしまへん。」
 舞妓言葉の可愛らしいこと…
 
 「せんせ、そこに鴨川あるしな。ちょっと泳がはる?(ーー;)」
 「もぅ〜、せんせはほんまにイケズ(意地悪)やし。」
 こう言うのはちょっと仲良くならないと聞けませんが、これもかわいいのです。
 
 しかし、その華やかな花となるためには、厳しいしきたり・修行に耐えねばなりません。
ただ綺麗な着物を着たい程度では耐えられる生活ではありません。
 あなたがもし裕福なご家庭の一人っ子で、何不自由なく暮らしているような方なら、良い大学に行けるような方なら、舞妓になるなどと言う夢は捨てた方が良いでしょう。耐えられません。無理です。お金を出せば舞妓の格好をさせてくれる店がたくさんあります。
 明るい将来の展望もなく、中卒で働く・違う世界に飛び込みたい・人生を変えたいとお思いなら賭ける価値はあるかも知れません。
 あなたは私と違って、まだまだ失敗をしてもやり直す時間はお持ちです。舞妓になれる年齢もごく限られています。
 煽動するつもりはありませんが、
 「やってする後悔より、やらなかった後悔の方が大きい」「山も谷もない人生が面白い?」とは自分自身を振り返って思います。
 
 ただし…
 舞妓の年齢、およそ15才〜20才というのは、人生の大きな岐路です。
 舞妓の道を選べば、選択の幅を大幅に狭くすることになります。学歴だけならそのままでは中卒になります。強い意志があれば舞妓を卒業してから定時制の高校に行くなり、大検をとって大学に行くなり、一芸入試を目指すなり取り返すことも不可能ではないと思いますが…
 高卒でも可能性はわずかにはありますが、飛び抜けた容姿と強いコネがあればの話です。
 よく考え、お家の方とも相談してください。 保護者の同意なしには置屋さんは受け入れてはくれません。
 舞妓は、置屋・お茶屋さんに住み込みで、公休日は月に二日だけ(しかも仕事が入ればそれもなくなります)、地方の方なら里帰りできるのは盆正月だけです。休みと言っても1・2年は一人で気ままに出かけることすら出来ません。しかも基本的に舞妓は芸妓になるための修行の身ですから、収入はご祝儀だけです(個人差が大きいが、高卒一般事務職月収程度が上限?)。
 昼はお稽古、夜はお仕事、空いた時間はあっても髪を結った格好では出歩ける場所は非常に限られます。花街の外の同年代のお友達と遊ぶことはまず出来ません。電話やメールですらままならないでしょう。このように束縛された生活を私はほかに思い浮かびません。
 もちろん、お母さん・お姉さん方の言うことは絶対です。ただ黙って従うだけです。中には厳しいお母さん・お姉さんもおられるでしょう。理不尽に叱られることもあるかも知れませんが、ただ耐えるしかありません。何度かは帰りたいと必ず泣きます。
 京都出身の舞妓さんは少なく、全国各地から一人で来ているのです。ちょっと家に帰るなんて出来ない人がほとんどです。
 みんなたった一人で、伝統やしきたりと格闘し、芸を習得し、修行しているのです。
 その生活を通常5・6年です。耐えられますか?。
 今のところ、舞妓は中卒でなるものです。私は夏菜ちゃん・真菜ちゃんを高卒でいれましたし、高卒採用にすべきだと思ってはいますが・・。
 高一中退までならというお話も聞いてはいますが、勧めはしません。
 
  

【覚悟すべきこと】

 
 舞妓はまずは見た目です。その上に根性と体力です。
 舞妓姿をしたら、白塗りしたら、可愛くなれるなんて思っていたらとんでもない間違いです。
 今、男性からひんぱんに可愛いと言ってもらえるような人でないと、舞妓になっても楽しいことなどありません。見た目の差を、扱い、人気として思い知らされます。
 条件が悪くても採ってくれるのは、逆に要注意です。  休みは月に2日だけ。普段でも寝るのは夜中の2時3時です。自由などほとんどありません。1・2年は一人で外出すら出来ません。
 どんなに間違っていようが、女将・お姉さん方の言うことは絶対です。
 仕込み・舞妓とも途中でやめれば違約金を取られます。
 手をついて頭を下げ、礼を言い、あやまり、あやまり、あやまり、厳しいお稽古に、厳しいしつけに、耐えて、耐えて、耐えるのが舞妓です。
 行儀・作法、こまかい言葉遣いまで一日中ネチネチしつこく徹底的にしつけられます。
 綺麗な格好で観光地を楽しくフラフラ歩くなんて状況はありません。
 あの姿はお茶屋の客をもてなすときだけです。そして客の多くは60代以上のおじさんです。舞妓なんて可愛くて当たり前、舞妓の客は舞妓を見慣れたお茶屋の客です。観光客なんてうっとうしいとしか思えなくなります。
 舞・芸事、着物、古風な暮らしが好きでないと耐えられません。
 綺麗な格好をしたいだけなら舞妓変身した方が良いです。
 年季の間は収入もほぼ客からのご祝儀だけ、よほど人気がないと独立して稼げるまでにはなりません。
 祇園甲部は体質がめちゃめちゃ古く、日々休みない戦いだと思った方が良いでしょう。相当気が強くないと耐えきれません。人を蹴落としてでも自分がというくらいの根性が無いとたぶんやっていけません。気の弱い人は宮川町の方がましです。宮川町にも話の出来る屋形はあります。
 人気のある舞妓が違約金を払ってでもはっきりした理由も明らかにせず突然やめる屋形は要注意です。突然やめたまめ藤・まめ菊ちゃんの仲の良かった舞妓さんにも原因を聞いてみましたが、口ぶりから外部の人には話せない理由のようでした。想像はつきますが・・。
 人気のある舞妓が途中でやめて行くのは残念でかわいそうなことです。屋形を間違えたのでしょうね。
 祇園甲部は通常舞妓4年・芸妓2年程度の年季(義務期間)があります。
 宮川町は、舞妓5年半くらい(芸妓なし)が平均的なところですが、どこも屋形によって多少違います。
 宮川町の方が、比較的のんびり和気あいあいと芸舞妓さんの仲は良いですが、それでも仕込みさんの3分の2は途中でやめ、舞妓さんもかなりの率で途中でやめます。祇園甲部はさらに厳しいです。
 どの花街も間違った置屋に入るとひどい目に遭います。出来れば力のある客に紹介してもらって下さい。
   
 私 DocWは、大阪の医師です。舞妓さんの情報などを書かれているページの多くの方とは多分少し違う立場の人間です。
 つまり私は、お茶屋の客の一人です。よそのお茶屋のお母さん・お姉さん方とも話します、舞妓さんとも話します。仕込みさんと話すこともあります。花街のことを多くはありませんがある程度は知っていますし、少し情報源も持っています。かといって花街の中の人間ではありませんから、花街の方では言えないことも言えます。
 私の書くことは、花街の内外の誰かに聞いたり(聞けないことも多いのですが)、あるいは断片的な情報の積み重ねから推測したりしたことであって、茶屋・置屋さんがその内容を保証するものではありませんし、各花街、置屋・お茶屋さんによって違いもありますが、だいたいこんな感じと言うことで大きな異論はないと思います。最終的にはご自分で直接確認してください。舞妓に応募するに当たって覚悟しておいて欲しいことを中心にお知らせしておきます。
 
 質問・相談程度には出来る範囲でお答えします。→【問い合わせ】

 
 
 【資格・適性】
 
・採用は基本的に、中学卒業時です。
・私は高卒採用にすべきだと思うのですが、なかなかそうは行きません。
・男性の誰からでも可愛いと言われること。
・舞、三味線・琴などの鳴り物、お着物、伝統芸能、古風な暮らしが好きなこと。
・私は高卒での採用をお願いし、採用もして頂いてきましたが、高校卒業・中退では普通には無理です。
・高卒でもと書いてあるところもありますが、応募してみればわかります。
・高卒でなんとか押し込みましたが、とし夏菜・とし真菜ちゃんでさえ一度は完全に断られています。
・身長160cm以上は普通には無理ですが、かなりの美人なら背が高めでも採ってもらえる屋形はあります。
・せいぜい165cmまで、いくら何でも170cmが限度です。
・通常、応募時、身長160cm以上では体重50kg以下。155cm以上は47kg以下、150cm以上は45kg以下が目安です。
・コンタクトレンズを使用している芸舞妓さんはたくさんおられます。
・健康で体力があること。ひどいニキビ・アトピーでは舞妓の化粧が出来ません。手などの大きな傷・やけどの跡なども敬遠されます。
・踊りなどの経験は採用にはまったく関係ないどころか、他流派のよけいな癖はかえってマイナスです。
・なよなよおしとやかより、体育会系の運動の出来る人が向いています。
・健康で根性と体力がなければ精神的にも肉体的にも耐えられません。
・舞も茶道も華道も着付けも、採用にはまったくなんの関係もありません。
 

    
【応募法】
 
 ここは残してはおきますが、とし真菜ちゃんと同等以上の容姿でないと推薦はしませんので、私が花街に通う間にもう一度と言うのは多分無理だと思います。
 トップの舞妓を一人出せただけでも幸運でした。
 もう一人とも思いますが、飛び抜けた容姿がないと関わる気はありません。
 

以下また書くのが面倒なので、残しているだけです。
 前髪を上げて、無化粧で生え際が完全に見えるお顔のよくわかる写真2・3枚、雰囲気・体型の良く分かる全身の写真1枚が必要です。
■応募時期
 中卒採用:中三の夏休み中まで。
 高校中退・高卒採用:高校入学から前年の夏休みまで。(ただし可能性は低い)
 19才・高卒以上:採用の可能性はありません。
 
≪問い合わせ≫から応募して下さい。★
 
 面接時には保護者の同意が必要です。
 最低限、置屋さんに一緒に行ってお話を聞いてもらう必要があります。
   
 私が応募者に金銭等を要求することはありません。
 推薦した方には直接置屋さんと連絡を取っていただき面接等のお約束をしていただきます。
 私は応募者と置屋さんが連絡を取れるようにするだけです。
 以後置屋さんと応募者とのお話になります。
 採用されるまで私がお目にかかることはほぼないのですが、状況により事前に私が面接する場合もあります。保護者同伴です。
 採用後は仕込み、舞妓を通して可能な範囲で私も様子を見ます。